当院では、小児の気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎、じんましんなどアレルギー疾患について診療しております。
はじめてたべたものでぶつぶつがでてきた、鼻水や咳がずっとつづいている、湿疹が長引いているなどの症状はないでしょうか?このような方に対して検査を行い、投薬や日常生活で気をつけることなどを適切にアドバイスいたします。
※アレルギー性鼻炎の舌下免疫療法も行っています。
気管支喘息はひゅひゅ―ぜいぜいといった喘鳴を繰り返す疾患です。2歳未満の場合、喘鳴を3回以上認めた際は乳児喘息と診断します。
原因はウイルス感染、ダニやペットの毛、たばこの煙、花粉など多岐に渡ります。
当院では、ながびく咳のお子さんに詳細な問診、血液検査、呼吸機能検査(概ね6歳以上のお子さん)などで原因検索と診断、適切な治療を行い、サポートします。
これまでは食物アレルギーの治療は原則除去とされていましたが、現在のスタンダードは症状のでない範囲で摂取を進める必要最低限の除去になり、食べて治すことに変化しています。
そのためには詳細な問診や検査などで適切な診断を行い、摂取可能な範囲での食事指導が不可欠です。食物を除去することは本人だけでなくご家族にとっても大変負担のかかることですので、できるたけ早く治るように丁寧にサポートいたします。
いわゆる吸入抗原(ダニ、かび、花粉)などによりくしゃみ、鼻汁、鼻閉などの症状を起こすものです。症状が強いとねむりにくい、学業などに支障をきたすなどの症状があります。
当院では問診、鼻粘膜やのどの観察、血液検査などから診断を行い、原因別に対策をアドバイスさせていただきます。
主な治療としては抗アレルギー薬の内服、点眼、点鼻に加えて、舌下免疫療法があります。舌下免疫療法(現在はダニとスギのみ)は症状をおさえるのではなく、アレルギー体質を根本から改善することができる治療になります。当院でも舌下免疫療法を行っておりますのでご相談ください。
かゆみのある湿疹がつづき、あかちゃんでは2か月以上、一般的には6か月以上つづきます。
原因は皮膚のバリア機能が低下してあれた皮膚からダニ、たべものなどの異物がはいってきて炎症をおこします。アトピー性皮膚炎が食物アレルギーの発症の大きな要因と考えられているため、早期からその炎症をおさえることを中心としたコントロールが必要です。
当院では特に乳児期のスキンケアについて力をいれております。なかなかなおらない湿疹、湿疹を繰り返しているおこさんはご相談ください。